既にずっと過去の話になってしまったが、ペイトリオッツはシーズン全勝を達成した。
おめでとう。
但し、当ブログにおいては、16-0(*) とアスタリスク付きで記録しておく。
奇しくも、いま米国ではロジャー・クレメンスが表に引っ張り出されている最中だが、彼の記録もまた、バリー・ボンズのホームラン記録と同様に、どんな言い訳をしようとも、結局、人々の記憶に(*)は付いてしまうのである。
NFLとペイトリオッツは「もう済んだ話」と上手くかき消したつもりかも知れないが、まだまだ終わってはいない。この話は今年のドラフト時には再燃するであろうし、少なくともスパイ行為を知っていた人間はたくさんいるので、未来永劫、決定的な告発が行われない保証はない。クレメンスもまさかトレーナーが全部を喋ってしまうとは夢にも思わなかったろう。
中身は違うが、NFLドラフトを冒涜したマニング家や、闘犬で捕まったマイケル・ビックのように一度付いた「ケチ」は決して消えないのである。それが高額な報酬を受け取る人間の宿命でもあり、ケチが付かないように努力するのは彼らの義務でもある。
「スパイ行為は勝敗には関係なかった。」という意見もあるが、これは甚だ疑問である。あのヘッドコーチがそこまでのリスクを冒してやるからには、絶大な効果を享受できた時期はあったはずで、その環境の中で育てられたトム・ブレイディにも疑いの目は向けられるべきである。事実、ブレット・ファーブは会見の中で聞かれて、「もしサインが少しでも分かるなら、QBにとってはとてつもない助けとなる。」と答えている。想像するに、特にブリッツのサイン等は試合中1回でも分かれば決定的なプレーに結びつく可能性が高いであろう。
というわけで、ランディ・モスがジェリー・ライスの記録を破ったことになってはいるが、そんなブレイディから投げられたTD記録にも(*)を付けて「記憶」しておきたい。モスには何の落ち度もないが。
一方、NFLコミッショナーにしてみれば、「このあたりで負けておいた方が…。」と祈るような気持ちかもしれない。その視点でプレイオフを眺めるのも一興である。
※アンケートへの投票、ありがとうございました。
最近のコメント